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No.02 2010/04/21 ラジエターホースの点検

第2回目の今回は「ラジエターホースの点検」です。ミニに限らずほとんどの自動車は水冷式のエンジンを搭載しております。水冷式とは、エンジンの中に冷却水を循環させてエンジンが作動する際に発生した熱を冷ます方式のことです。
冷却水を循環させただけでは、すぐに「お湯」になってしまうため、ラジエターを通して空気に放熱して温度を下げ、冷めた液体でまたエンジンの熱を取るのです。
このラジエターとエンジンをつないでいるのがラジエターホースです。ラジエターホースはゴム製で、プラスチックのジョイントや金属のバンドで固定されています。
走行時におきるホース内圧の変化による膨張やウォーターポンプの吸い込み圧による潰れ、そしてエンジンの振動による変形が生じます。さらにエンジンルーム内は高温になるので、激しい温度変化や伸び縮みを繰り返すうちに劣化しやすくなるのです。

確認作業の際は火傷、怪我には十分注意して実施してください。

ほとんどのミニは、ボンネットを開けると向かって右側にラジエターがありますので、上と下につながるラジエターホースの接続部を目視でチェックしましょう。ラジエターホースはヒーターにもつながっており、途中で二股になっていたりしますので、確認できる限りすべてのホースを点検してください。
ラジエターホースの端がひび割れているような場合は、即交換です。ひび割れていなくてもラジエターホース取り付け部の付近に、液体が漏れて乾いたような白っぽい固着物がある場合も交換が必要です。
視診の次は触診になります。今度はホースを指で押してみましょう。十分に弾力が感じられるようなら問題ありませんが、硬くなっていたり、押しても戻りにくくなっているようなら要注意です。早めにお近くのミニスペシャルショップで点検してください。
ホースの交換が必要な場合は、耐久性のあるシリコンホースにアップグレードするのもお薦めです。

これから暑い季節がやってきますのでエンジンの負担が多くなります。冷却系のトラブルは致命的ですから、早めの対処で快適なミニライフを長く楽しんでください。

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●症状はあくまで参考です。
●詳しくはミニスペシャルショップで点検をお受けください。
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