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参戦レース -弊社のモータースポーツ活動報告-
■2007年07月10日■耐久レース初参戦初優勝!!

元WGPライダー宇川徹氏、そして”かずみっち”こと三上和美さんhttp://mikamikazumi.net/をメンバーに迎え、
”三和ミニ1,000チューニング”#38で初参戦した、SCCJインタークラブ第2戦、2時間耐久レースは見事クラス優勝を獲得する事が出来ました。

梅雨のこの時期、雨予報が非常に気になっていましたが、23度前後の朝の気温の曇り空から、レーススケジュール後半には、晴れ間も見える程の天候で終了する事ができました。

4輪初参戦の宇川選手は、この日、少しでもマシンに慣れてもらうよう早朝のスポーツ走行(20分間)から出場。

そして、2名選出の予選では、好タイムをマーク。宇川選手のタイムで、予選29台中19位のグリッドを獲得。

耐久レースは29台が出場。なんと、その中で最も排気量の低いのが、#38の1,030cc。
残りの車輌は、1,497ccのミジェットとフォードアングリアが各1台と4,980ccのベンツ500や2,000〜3,000ccのアルファロメオや、BMW,ポルシェと言った高速スポーツカーばかり。

年式別(1970年から1989年)クラスに入れられた#38ミニ1,000チューニングは、どれくらいハンディキャップをもらえるのかと思っていましたが、他車とあまり変わらない、2分12秒を4回。これを消化し、勝利を目指す。

 

まずは予選
スタート確認
シートベルト装着練習


1番手ドライバーは、三上和美選手。ル・マン式スタートを見事に決め、19番グリッドから一気に10台以上をパスし第1コーナーへ。幸先のいいスタートを決め、重要な役割を果たしてくれる。

このまま順調に宇川選手ー小野寺選手ー宇川選手とドライバー交代。
中でも、世界を舞台に戦ってきた宇川選手は、さすがに好タイムを維持。1/100秒台の差でラップタイムを続ける。

後半、タイヤ交換と給油のピット作業を行い、順位も一時トップを走行するなど健闘を続ける。

そして、総合4位の位置でラストドライバー”あおう選手”・・・この日”今までの人生で一番緊張した”と後にコメント。

何が起こるか、本当に最後までわからない耐久レース。特にラストランは大きなプレッシャーがかかります。

”あおう選手”残り20分を無事に走行し、総合9位、クラス1位を獲得!!
うれしいSCCJインタークラブ耐久レース初出場、初優勝を果たしました。
そして、何と言っても4輪初参戦の元WGPライダー宇川徹選手も最高の結果に大喜び。

チーム一丸となって望んだ耐久レース・・・歴史あるSCCJインタークラブレースで果たした結果にドライバー、スタッフ一同大満足でした。

みなさまご声援ありがとうございました。

スタート前和やかなムード
ル・マン式スタート!
ポルシェを追う#38
大排気量の車輌を追う#38
攻める#38
総合4位に・・・
ドライバーズコメント
宇川徹選手コメント
デビュー戦で優勝する事が出来本当に嬉しいです。
1000ccのミニで並みいる大型車に勝つ事が出来たのは三和トレーディングのチーム力とドライバーの総合力が他のチームよりも勝っていた証だと感じました。
レース中もミニで大きな車をコーナーでパスするのは最高に気持ち良かったです。 
やはり2輪でも4輪でもレースって最高に楽しいですね。
三上和美選手コメント
初めて参戦したヒストリックカー耐久レース。台数の多さにも驚かされましたが、レース内容はエキサイティングでした。私たちのクラスはポルシェやアルファロメオなど、つわものぞろいで最初は勝つことは難しいと思いましたが、三和トレーディングさんのチーム力・マシン・ドライバーの力で優勝することができたと思います。耐久レースはそのどれがかけても勝つことは難しいですから。

今回は世界GP優勝ライダーの宇川選手と走れたこともとても貴重な体験となりました。
私が10代のころからずっとTVの向こう側にいて、あこがれていたのはもちろん尊敬していた方です。世界を代表する方と組めたのは 一生の思い出ですね。本当にありがとうございました。

小野寺氏コメント
自分のMiniとあまり変わらない#38号車で、1.5秒もラップが縮まった喜び!
現役4輪レーサーと元WGPレーサーの『勝ちに対する執念』『集中力』そして『プロ意識』には尊敬します。
49歳でのレースデビューから1年足らずで表彰台のど真ん中に立つことが出来、とても良い経験をさせて頂きました。
この感激を三和トレーディング&新東京テクノの皆さんと共有できた事がとても嬉しかったです。


ラストドライバーあおう選手コメント
今回の耐久レースは、他のチームが大排気量だったので、ぶっちゃけ結果は望めないなと思ってました。
しかも、最後の20分のみの走行なので正直気ラクに構えてました。
がしかし!周回を重ねるにつれ上位を狙えそうな雰囲気がピット内からプンプン!
その雰囲気に比例するかのごとく周囲から与えるプレッシャーも最高潮。(特に三上さんから!)
そして、第3ドライバーの小野寺さんからは『もうタイヤずるずるですよっ!?』
小心者の俺様にしてみれば、「余計な事言うなよってな!」感じ。今迄のレースで一番緊張しました。
そのプレッシャーのまま、第4ドライバーの宇川さんから自分にドライバーチェンジ!

第1ヘアピンと最終コーナーは少し抑え気味で周回を重ね無事ゴール!
何だかピットが盛り上がってるので期待しつつピットロードへ!と思いきや某ショップDAVIDさんのお陰で大渋滞!
やっとの思いで戻ったら、コースに誘導され、なんと優勝じゃああーりませんか!

プレッシャーを一身にあびての優勝なので感激もひとしおです。とはいえ、レースは自分ひとりの力では勝てません。
今回のチームメイトの宇川さん、三上さん、小野寺さん、メカニック、そして応援してくださった皆さん、ありがとうございました。
第一ヘアピンでの激しいデッドヒート
決勝レースを待つ#83
第一ヘアピンを通過する#83
耐久レース終了後
スプリントレースに向けオイル交換

スプリント#38ミニ1,000チューニング

今回#38は、2時間耐久レースとスプリントレースのダブルエントリー。
SCCJインタークラブの耐久レースに初めてエントリーしましたが、このダブルエントリーも初体験。
「ミニがそんなに走れるの!?」「壊れないの!?」とお思いの方も少しいるかもしれませんが、
全く大丈夫!心配なのはタイヤだけで、機械的には心配ありません。

ただし!今回は耐久レースが先に行われる為、耐久レース終了後、オイル交換は行っています。(←重要です)
今回もタートルトレーディングさんのヘッドガスケットを使用してます。
そしてブレーキパッドは勿論三和オリジナルBlack Racing!パッドは全く心配なく、耐久レース/スプリント連続使用です。

予選は、午前9時26分。耐久レースの予選は午前8時24分開始。
#38ドライバーとしては、耐久レースをまず無事完走させるため、予選も若干慎重になります。
1分14秒833で予選総合13位、クラス5位に留まる。

決勝開始は午後3時13分開始。#38のM2クラスは、トップを除いて2位から6位まで1/100秒台の差。
やはり予選は重要になる。

決勝スタート。M2クラスは混戦状態でラップを重ねる。#38もオーバーテイクのタイミングを狙う。
しかし4ラップ後の第一コーナーで、前車に距離を詰め過ぎスピン。ダートを抜けるが大きくポジションダウン。

その後、ペースを取り戻し#19に迫るが、総合13位、クラス5位で終了。
9月に行われる第3戦では、予選から気合を入れるそうです。(ドライバー談)

スプリント#83Mini Cup Racer

初戦ポールポジションを獲得しながら、フォーメーションラップでリタイヤしてしまった#83。
この第2戦はポイント獲得に大きく影響する為、慎重に走りたいところ。

予選1分07秒779で、まずはポールポジションを獲得。
耐久レース、スプリントレースとちょっと疲労気味のメカニック兼#83ドライバー。
しかし午後の決勝では無事トップでフィニッシュ!今期1勝目を獲得できました。
ただ、2位の#95との差がベストタイムで0.015の僅差。
そして、2位以4台もタイム差が少ないので、次回第3戦が楽しみです。

ご声援ありがとうございました。
そして、開催関係者の皆様、ありがとうございました。

リザルト
耐久レース:リザルト 画像をクリックすると拡大表示いたします。
暫定決勝結果表
レース結果が7月14日の東京中日スポーツ新聞に掲載されました。
これからも、応援よろしくお願いします。
宇川徹選手と三上和美選手の耐久レース車載画像

第一ドライバー”かずみっち”http://mikamikazumi.net/こと三上和美選手 → photo galleryにもあるように、ル・マン式スタート前、緊張していたのでしょう、スタート地点で膝を抱えて座っているシーンが見られました。
やはり現役ドライバーでも、スタート前は緊張するものです。

しかし、メインポストのスタートフラッグに鋭く反応して、素早いダッシュを見せます。途中、女性アナウンサーの遅れた声に一瞬戸惑うシーンも。
エースドライバー「あおう選手」の補助を受け、好スタート!・・・なにやら第一コーナーで、前方車輌がいきなりコースアウト!タイヤの温まっていない上に満タンの燃料タンクでのスタートなのに・・・

三上 和美 選手の車載映像ムービーを見る


第二、四ドライバー”元WGPライダー”宇川 徹選手 → こちらもphoto galleryで掲載していますが、第一ヘアピンでADVAN BMWをパスするのが映像で確認できます。

何と言っても、世界を舞台に戦ってきた宇川選手、初めての四輪レースとは言え、秀逸はオーバーテイクするタイミングでしょう。排気量の大きいBMW相手に、第一コーナー、ダンロップ下・・・と各コーナーでしっかり後ろに付き、慌てず、ストレートで相手を観察。ドライビング姿勢もどっしりと安定していて、見ていて安心感があります。
そして、相手に”引かせる”くらいの状況にしてオーバーテイクしていくシーンが確認できます。

宇川 徹 選手の車載映像ムービーを見る

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