3月2日(日)筑波サーキットにて、SCCJインタークラブヒストリックカーレースのシリーズ第1戦が行われました。
午前10時の気温は9.7度で、風はまだまだ冷たく感じましたが、春の訪れを感じる、ほどよい太陽の暖かさに恵まれました。
MINI−CUPの予選開始は、午前9時。初戦となる今回の参加台数は若干少ない15台。
今年から、三和トレーディングの2台のマシンは、ヨコハマからダンロップへタイヤメーカーを変更し、ドライバーもダンロップは初体験となり、レースぶっつけ本番で、若干不安はあったものの、#83は予選開始早々から、9秒台、8秒台、7秒台と毎ラップ、タイムを更新。予選終盤ギアボックス不調で、ピットインするも、結果1分06秒784の自己ベストを更新。今期、初ポールポジションを獲得。しかし決勝にギアボックスの不安を残す。
#38は、今回ニューエンジンを投入。3機目となるこのエンジンも、英国Mini−Migliaでもトップチューナーとして活躍中の、Swiftuneエンジン。排気量は、1,060ccと大きく、SCCJでのクラスもM-0クラスに変更してのエントリーとなりました。
予選開始序盤、タイヤのウォーミングアップを終え、そろそろタイムアタックと言う所で、第1ヘヤピンで#19関彰太選手によるクーラント漏れに乗り、あわやスピン。予選終了後、ドライバーは「オーバーステア」と勘違いしていた様子でした。このまま予選時間短縮も重なり、思い通り走れず、結果1分15秒816で、13番グリッドとなりました。
決勝は、13時59分出場車両14台がスタート。#83はポールポジションから順調に第1コーナーへ。
#38も最後尾手前、イン側7列目から順調にスタート。同じ1,000cc枠のエンジンを積む、宿敵#19関彰太選手を追います。
#83の予選でのギアボックス不調は、シフトレバーの調整で改善し、決勝に臨み、順調に周回を重ねました。
タイムも1分6秒台を平均的にマークし、場内アナウンスもその安定感にびっくりしていた様子でした。
しかし、#83は全12周のレース終盤、なんとファイナルラップ直前の10週目のバックストレートで突然のエンジン停止。
前兆は、レース中盤からダンロップコーナーを抜ける辺りからバックファイアーがあった感じで、電機系トラブルの予想と思われます。
このままレースは終了し、タイムは自己ベストの1分6秒473をマークするも、初戦をリタイヤで終わってしまいました。
#38は、スタート直後、前の#11新倉留美選手をオーバーテイクし、その後も序盤にクーリング系不調によるトラブルで最終的にリタイヤしてしまった#19関彰太選手をオーバーテイク。タイムも12秒台を平均的にマークし周回を重ねました。
#38はの結果は1分12秒221で、こちらも自己ベストタイムを更新し、総合6位でレースを無事終えました。
今回は、M-1クラスの#97吉永誠選手と#7山岸将一選手、そして#51林塁選手の3台の激しいバトルにも盛り上がりました。ファイナルラップの直前11週目には、#97吉永誠選手と#51林塁選手が、第1コーナーでクラッシュするなど、最後まで激しさは続きました。
結果は#7山岸将一選手が、終盤3台のバトルから抜け出し、何と1分7秒台をマークし見事クラス優勝&総合2位を果たし、自身の誕生日(3月2日→ミニ)に花を添えました。それにしても、#7山岸将一選手のマシンは1,293ccエンジンで、Hパターンシフトでの1分7秒965には脅威を感じます。
今年の活躍に注目されます。
参加者の皆様、楽しいレースをありがとうございました。
お疲れ様でした。
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