ARCA（アルファロメオチャンレンジ）関東シリーズ戦に参戦している TECNO-145/2.0（アルファロメオ145）が、SRクラス関東シリーズ チャンピオンを獲得し昨年に続き２連覇を達成！ 今年最後のレースとなる１２月２７日（日）富士スピードウェイで 行われる、アルファロメオ日本一決定戦となるCHAMPION CUP への出場も決まり盛り上がりを見せるSR クラスに万全の態勢で臨む。

東北、関東、中部、関西、九州と全国のヨーロッパ車ユーザーが集まり、迫力あるレース展開を見せるARCA
各地でシリーズ戦が組まれ、その中の関東シリーズ全 5 戦にエントリーしている TECNO-145/2.0
（アルファロメオ145）だが、昨年から初めてシリーズ全出場を果たし、ドライバーに笠間 靖雄 氏を起用し
2008年シリーズチャンピオンを獲得した。そして、今年ドライバーに元世界GPライダー（現 本田技研 2 輪開発
センター勤務）宇川 徹 氏を起用し、初戦から第 4 戦まで連戦連勝の快挙を達成した。
宇川 徹と言えば、2 輪鈴鹿 8 時間耐久ロードレースで最多となる 5 回優勝。ロードレース世界選手権
最高峰クラス、Moto GPクラスで日本人として初めての優勝をするなど、世界を舞台にサーキットを
駆け巡った有名人だが、4 輪でのレース経験は全く無く、2007 年 7 月に行われた SCCJ インタークラブ
に三和トレーディングから Mini で初出場し、見事クラス優勝を遂げた。今年、ARCA 第 2 戦となる
5 月 30 日には、富士スピードウェイでのフリー走行で 4 輪初のクラッシュとなるトラブルを経験したが
決勝では結果を残し、また、9 月 21 日の第 4 戦ではシーケンシャルギアボックスのリバースギアを破損するなどトラブルに見舞われ、最終戦となる第 5 戦菅生を欠場した。しかし、それまでのポイントで
シリーズチャンピオンを獲得。
レースエンジンのマイル管理もあり、限られた走行時間の中でのドライバー宇川徹の集中力、
世界レベルでの高い順応性、勝利への執念には目を見張るものがある。アルファロメオチャレンジは、
カテゴリーとしてはモータースポーツの底辺ではあるものの、この様な有名人にも気軽にサーキットで
会えるので、参加者だけでなく観戦の方も是非サーキットで楽しい時間を満喫して頂きたい。
現在、国内トップカテゴリーGT選手権ドライバーへもサポートしているRAC で 宇川 徹 「きまぐれ」ブログ
連載中。

■ 宇川 徹 ドライバーズコメント

今年145でアルチャレに参戦させて頂き、出場したレース4戦全勝でチャンピオンを獲得する事が出来て
最高に嬉しいです。　昨年までは4輪レースというとミニで参戦した耐久レースくらいだったので、145の
様なレーシングカーを、正直乗りこなせるかとても不安でした。　しかしそんな不安もスタッフ
メカニックの適切なアドバイスやセッティングのお陰でどうにか乗りこなす事が出来たと思います。　
今年はクラッシュ、そしてミッションを壊してしまうなどトラブルがありましたが、チャンピオンを取れたのは
メカニック、スタッフ、スポンサーの皆様、そして応援して頂いた皆さんのお陰です。
ご支援ご声援ありがとうございました。
統一戦は各地区のチャンピオンが出場するのでその中で有終の美を飾れるように頑張りたいと思います。
ご声援宜しくお願いします。

■ 監督コメント