三和トレーディング
  HOME NEWS TECHNICAL PRODUCTS MOTOR SPORT MINI SHOPS COLLECTION ABOUT US
 
RACE RESULT
DOMESTIC EVENT
OVERSEAS EVENT
COMPETITION PARTS

OUR RACING MINIS
参戦レース -弊社のモータースポーツ活動報告-
■2008年06月06日■第11回 Mini Jack参戦



来る、6月15日(日)岡山県岡山国際サーキットで開催されます、
関西最大のミニによるレースイベント”Mini Jack"に、#38と#83 の2台、
そして今回は関東からあの第16回ジャパン・ミニデーの998チャレンジで、DUNLOPタイヤを装着し、
見事2連勝
を遂げたガレージプラウド様 と、SCCJで現在絶好調の、チームプレイミニ#7山岸将一選手が共に遠征致します。

それぞれが違ったカテゴリーで参戦致しますので、皆様、是非応援にいらして下さい。

ピット#6でお待ちしております。お気軽にお声をおかけ下さい。

当日は、リピカシャンプーコーティングの実演販売も行いますので、是非ご覧下さい。


このロゴマークが目印です。
■業者の皆様へ
新規お取引及び取扱商品に関してのお問い合わせ等ございましたら、
イベント会場でもお気軽にご相談ください。
担当:清水
■関東勢大健闘!第11回 Mini Jack参戦結果

参加3回目となる岡山遠征のMini Jackでしたが、今回も、たくさんの参加者の方々がいらっしゃいました。プログラム最後のフィナーレパレードの、ミニだけでサーキットを埋め尽くす様子は何度見てもワクワクします。
早朝からレースプログラム一色な雰囲気のイベントですが、ショップ村や休憩所がピット裏パドックに設けられ、たくさんの参加者の方々が、楽しんでいらっしゃいました。

速報ページはこちら >>

2008.6.15 天候:晴れ コース:ドライ 岡山国際サーキット 3.703m x 9Laps


- 予選 -

 #103:998Challenge

1300Tクラスの次に行われる998Challenge。午前7時20分予選開始。出走台数55台という多い中、クリアがなかなか取れず、不満が残る。

しかし、混んでいる中でもポールポジション2分16秒527から0.878秒差で3番手のタイムをマーク。決勝開始を静かに待つ。


 #71 1300Tクラス

午前7時00分、タイムスケジュール最初となるこのクラスでしたが、午前6時のドライバーズミーティングでの内容と若干異なり、#38と共に慌ただしくピットを飛び出す。ドライバー山岸将一選手も不意をつかれ、落ち着かないまま出走。すぐに1分59秒台をマーク。その後も、マシンもタイムも振るわないまま予選終了。しかし、ドライバーズミーティングでの内容変更通達違いで、再予選が組まれる。

午前9時10分再予選開始。相変わらず7500rpm付近でのばらつきが止まらない。それ以上回してもタイム的には縮まらない。しかし、ダンロップタイヤも一皮剥け、コース慣れもあり1分56秒752をマークし、2番手を獲得。


 #38 1300Tクラス

今回は、#71と同じクラスで出走。車輌のリアサブフレーム改造と、トランクフロア切断と言う事もあり、賞典外での参加を認められる。予選は、#71山岸将一選手同様、1回目の予選に慌ただしくピットを飛び出す。スロースターターな#38ドライバー粟生幸一だけに、若干不安を感じる中、2分04秒117をマーク。クラス参加台数23台の内、1000ccブロックを使用しているのは#38だけに、上位に食い込み、アピールしたいところ。

再予選も#71と共に元気良くピットを飛び出す。前走車のスリップストリームを利用しようと、しつこく追い回す。結果、2分03秒426で7番手グリッドを獲得。コースが広く、空いていたため落ち着いて走行出来た。


 #83 OPENクラス

今回は、とにかく予選から飛び出したいところ。午前8時12分予選スタート。タイヤの温度を感じながら、序盤から一気にタイムアタック。予選開始直後に1分56秒台をマークし、その後すぐに1分54秒台を出す。

このまま順調にタイムアップに繋がるか・・・と言う所で第1コーナー進入から出口にかけてオイルラインで赤旗中断。各クラス25分の予選時間があるが、オイル処理に時間が割かれる。アウェイでのこの様な場合は焦りを感じる。

しかし、再開直後1分53秒717を叩き出し、ポールポジションを獲得。最強のライバルとされる関西ナンバーワンの#37tta中澤清人選手は1分53秒955で2番手につける。




- 決勝 -
 #103:998Challenge

タイムスケジュールから遅れた午前11時59分決勝スタート。全車きれいにスタートを決め、#103山口さとし選手も順調に第1コーナーへ。

山口選手は経験豊富なドライバーだけに、サインエリアからも安心して見ていられる・・・が、何が起こるか分からない。オープニングラップを2位で周回。その後トップに食らい付く。表、裏両ストレートが長い分、スリップを効かせチャンスを伺う。

スタート後2〜3ラップでは、オーバーテイクのチャンスが何度もありトップへ出るがその都度抜き返される。ファイナルラップ直前の8周目、ここでオーバーテイクを仕掛ける。最終コーナーを抜け、第1コーナーで勝負。

裏ストレートまでトップをキープするが、裏ストレート手前上りコーナーでアウトから#12浜野考幸選手に抑え込まれ、苦しい立ち上がりラインしか取れず、裏ストレートエンドで再び2位へ後退し万事休す・・・しかし、諦めず追い上げ、ダブルヘアピン出口立ち上がりでトップに並び、ファイナルラップ最終コーナーでインを刺し、そのままチェッカー!

リザルトを見ても分かるとおり、トップとの差は0.640秒。しかも、3位から30位までは、21秒台が犇めく中、本当に苦しいレースを制した。

#proud998ムービーを見る


 #71 1300Tクラス

午前11時20分決勝スタート。予選1分56秒359の#77小野義彦選手のポールポジションから0.393秒差の2番手グリッドでしたが、フォーメーションラップ終了後、予選終了後エンジン不調を訴えていた、ポールポジションの#77がピットレーンへ。この時点で、#71山岸将一選手の独壇場かと思われた・・・が、

シグナルが消えスタート。順調に第1コーナーへと向かったが、何とタイヤが温まっておらず、痛恨のスピン。他車2台を巻き込み、一気に12位まで転落。その後順調に追い上げ、6ラップ後にトップへ。

予選からこちらもエンジン不調があり、ストレートでは電気系トラブルを思わせる音で7500rpmをキープ。エンジンパワーでは他車と充分余裕があったため、インフィールドで詰める作戦でラップを消化する。

終始長い直線では、エンジンばらつきが止まらなかったが、トップに立ってからも順調に周回を重ねチェッカーを受ける。初めてのコースでの優勝を決め、ピットからの家族の応援もあり、最高の父の日のプレゼントを自分で作った。

#71ムービーを見る


 #38 1300Tクラス

7番グリッドからスタートとなるが、ポールポジション#77小野義彦選手がピットへ、また、予選3番手#88山崎康治選手もエンジントラブルで出走せず、#38の前には2番グリッド#71山岸将一選手を含め4台。
そして、スタート直後の第1コーナーでの#71山岸将一選手のスピンで2台を巻き込み、何と#38粟生幸一は2番手へ!
他車1300ccを抑え、目の前には#39山本康次郎選手ただ1台のマシンが。この日の為に、ファイナルを3.9に変更し、インフィールドでも前車に食い付く健闘を見せる。

しかしバックストレートで#24西川敦史選手と#30森口光堂選手に左右からオーバーテイクされるも直後のリボルバーコーナーで抜き返す。何と、オープニングラップを2位で通過。2ラップ目、ヘアピンコーナーで#30森口選手にインを刺され、ホブスコーナーで体勢を崩し2台に離される。

この後、中盤まで#24森口選手と#39山本選手にしっかり後ろに付き、隙を窺うが、ここで#71山岸選手がトップめがけて疾走。メインストレートで軽くオーバーテイクされ4位に。しかし、直後の第1コーナーで、この#71山岸選手が2位#39山本選手のインを刺すタイミングを利用して、#38粟生も#39山本選手のインを刺し3位に。絶妙なコンビネーションを見せる。

その後も果敢に攻め続け2位#30森口選手との差を確実につめる。そして相手のミスを誘うように、バイパーコーナーでインを刺し2位に浮上。

1000ccで大健闘を続ける。何と、このラップを#71と#38の1-2体制とする!7ラップ目、バックストレートで#30森口選手に再びオーバーテイクされるが、確実に各コーナーで差を詰め、ファイナルラップに入るストレートで一気に縮まり、第1コーナーでインを刺すか・・・と言う所で、若干オーバースピードか。
リアが滑り、出口から大きく離され万事休す。しかし、#71山岸選手以外、ほぼ互角の戦いを見せ、この日何より大健闘の#38粟生幸一だった。

#38ムービーを見る


 #83 OPENクラス

最強のライバル#37中澤清人選手に雪辱を果たすべく望んだ岡山遠征。ポールポジションは獲得できたものの、僅差で2位につける#37中澤清人選手に油断は全くできない状況。

午後2時17分決勝スタート。#37中澤清人選手に先行され第1コーナーへ。#37中澤清人選手は1380cc5速ギア。対して#83東川晃示は1460cc4速シーケンシャルギア。

お互い譲らない互角の勝負。オープニングラップは#37中澤清人選手がトップで通過。2ラップ目、アトウッドカーブでお互い違うラインでアプローチし、バックストレートで一気に差を詰めヘヤピンコーナーへ。

3ラップ目、ついにバックストレートでイン側からオーバーテイク。トップに浮上。このまま肉迫した激しい戦いが続く。

7ラップ目、周回遅れが見えるが処理。しかし、8jラップ目のマイクナイトコーナーで2台目の周回遅れに手間取り、一気に#37中澤清人選手に詰められる。

ファイナルラップへのメインストレートで右後ろにピッタリつく#37中澤清人選手。#83東川晃示は半身右に寄せプレッシャーを与える。

しかし、ファイナルラップのモスエス入口で#37中澤清人選手がインを刺し、トップへ浮上。#83東川晃示ははバックストレートで左右に振り、フェイント後イン側から再びオーバーテイク。トップを奪取。

しかし、なんと#83東川晃示バックストレートのエンド、ヘアピンコーナーで痛恨のシフトミス。迫る#37中澤清人選手。そして、ピット進入路入り口手前ホブスコーナーで#37中澤清人選手がインを突く。

このまま2台がもつれ、なんと#37中澤清人選手が右コンクリートウォールへコースアウト。

#83東川晃示、このままトップでチェッカーを受け優勝を決める。最高に興奮するレース内容で、#37中澤清人選手は残念な結果になってしまいましたが、次回は、必ず二人で共に表彰台に登ってもらいたい。

#83ムービーを見る


ドライバーズコメント

 #103:998Challenge 山口さとし選手コメント

予選では、55台がコース上に居たので、クリアーが一度も取れず、3位に甘んじてしまった。
今回は、筑波に比べブレーキを見直したことで突っ込みは奥まで行けるようになったが、それを上手く使いこなせなかったのが反省点。
表も裏もストレートが長い分スリップがよく効いたので前走車に離されても不安はなかった。今回のレースは雨に賭けていたのだが生憎のドライとなってしまった。

ダンロップ・タイヤはトラクションの掛かりが良いため立ち上がりを重視した走りに徹したのが良い結果に結びついた。筑波で他車との差が出る場所が判ったのでコースの長い岡山でも同じような状態だろうと踏んでいたため、勝負は最後にと考えていた。
決勝では早く前に出ると押さえるのが大変なので様子を見てからと考えていたのに、ちょっとチャンスが来ると無意識で前に出てしまったりと判断ミスもあったが、ファイナルラップまでしつこくトップに付いて行き、最後のマックナイトコーナーで前に出て、最終コーナーだけ注意して押さえ、トップチェッカーを受けることが出来ました。


 #71 1300Tクラス 山岸将一選手コメント

レギュレーション上、10インチホイルサイズしか使用した事が無く、タイヤ変更が最大の不安材料でしたが、心配していたグリップ力については、走り始めから非常に良く、最後までタレは全く感じられませんでした。と言うより、後半になるにつれてグリップ力が増してくる気がします。
これはレースにおいて戦略が組み易く、これからの真夏のレースにおいて大きなアドバンテージになると思います。
少々ラフなラインを走行しても車体が乱れる事無く、ブレーキの利き、デフの利き等も1ランクアップした気がします。
ブレーキングでのタイヤのつぶれ、コーナリングでのタイヤのヨレが少ない事がこんなにメリットになると思いませんでした。

また、足回りのセッティングの幅もかなり広がると思います。
今回、三和トレーディングのバックアップの下、初めての遠征に参加させて頂き、関東からOPEN、1300T、998Challengeの3クラスにエントリーしましたが、私の出走する1300Tが最初のプログラムだったので、是非とも勝ってチームに勢いを!との思いから、かなりプレッシャーを感じ、スタート直後スピンしてしまいました。今回は、上位陣のリタイヤもあり、何とか優勝する事ができました。
関東でのミニディ、関西でのミニジャックと言う大きな2大イベントで優勝出来た事は、一生忘れられない思い出になると思います。
今回の遠征を実現して下さった三和トレーディングの社長始め、スタッフの方々、新東京テクノの皆様、本当にありがとうございました。素晴らしい仲間と素晴らしい感動を共有出来た事に感謝致します。


 #83 OPENクラス 東川晃示コメント

感触良くここまで来ているダンロップタイヤですが、今回はフロント2本を新品で参戦。皮むきの必要があるかと思いましたが、予選2ラップ目からのタイムアタックにも問題なくグリップしました。
予選途中で赤旗中断となりましたが、2回目のアタックでベストタイムを出す事が出来、安心しました。
決勝では、終始#37tta中澤選手のプレッシャーを感じる中、終盤フロントタイヤが若干キツくなってきましたが、
ダンロップタイヤのパフォーマンスの高さ、タレを感じさせない耐久力をここでも感じる事が出来ました。
レース結果は、#37tta中澤選手と接触してしまい、一緒に表彰台に上がる事が出来ず残念ですが、
なんとか勝つ事が出来ました。
サポートして頂いた方々、応援して頂いた方々皆様に感謝しております。


 #38 1300Tクラス 粟生幸一コメント

お疲れ様でした!今回は、全クラス好成績で、疲れも感じませんでした。 38号車に関しては、全体の距離が長く、ストレートが重要になる岡山仕様としてファイナルを3.9から3.7にドロップギアで変更し、今回から燃料タンクをATL(安全タンク)に積み替えてのレースでした。

予選は2年ぶり2回目となるコースを確認しつつ序所にペースアップを図り、4週目に2'03.426のタイムで、予選7番手グリッド。
決勝は、スタート直後の1コーナーでの1300T#71のスピンで、前の数台をパス出来た事もあって、無事3位でチェッカーを受け、ベストタイムも2'02.983をマークしました。

運もありましたが、1300チューニングの中で、SU1 1/4ツインキャブの1000チューニングがこの結果を出せた事に、とても満足してます。レースを終えての、3.7のファイナルが岡山のサーキットにバッチリマッチンぐ〜!でした。そして、タイヤも最後までタレる事なく各コーナーにアプローチが出来、また、インフィールドでは良い感じでリアを流しながらコーナーを抜ける事が出来ました。

以前のノーマルタンクに対して、今回からはATLを通常より前方の、車体のセンターに装着。それに、KAD製アロイホイールスペーサーにより、ワイドトレッドになり車のバランスが非常に良くなり、安心してコーナーを攻められました。今回1300チューニングと戦って感じたことは、エンジンパワーも大事ですが、それ以上に大切なのは、「車がいかに軽く、そしてバランスが良いか」この一言に尽きると思います。
ゆえに、「リアフレームレス」とそれに伴う小改造を今後レギュレーションで認められるクラスが出来ると、ビギナーもすぐにタイムアップするのではないでしょうか。


 監督コメント

3回目となるこの岡山遠征も、今回は必ず結果を出すと気合を入れて臨んだ。
しかし、関東からの2台を含め、全てが優勝する事が出来たのは本当にうれしい。
それぞれのドライバーが本当に集中して、最後まで勝負を諦めないで、しっかりレースを組み立てて出した結果だけに、スタッフ、応援の方々みんなが興奮した。
人生の中で、この様な興奮はなかなか経験できないだけに、やはりレースはすばらしい感動を与えてくれる。
とは言え、これからもレースビギナーの方々にも色々な情報を提供し、もっと身近にレースを楽しめるよう努力して行きたいと考えております。
ご声援ありがとうございました。また、運営スタッフの方々、参加者の方々ありがとうございました。

フォトギャラリーを見る

リザルト
第11回 Mini Jack:リザルト 画像をクリックすると拡大表示いたします。
998callenge
タイムアタック
998callenge
フルコースバトル
スプリントレース1300T
タイムアタック

スプリントレース1300T
フルコースバトル

スプリントレースOPEN
タイムアタック

スプリントレースOPEN
フルコースバトル

  商品のお問い合わせ・点検は全国ミニショップまで。 ▲ページTOPへ
 
 Copyright (C) 2003-2004 SANWA TRADING & CO., All Rights Reserved.