今年最終戦となる、SCCJインタークラブレースシリーズ第4戦が、11月9日(日)筑波サーキットで
行われました。
午前9時の気温は9.7℃と息が微かに白く見える程で、その後も空はイギリスの様なグレイの雲に覆われ、
寒い一日でした。
今回のMini カップの参加台数は15台。
M0クラスには、idlers games に参戦されていたガレージキャンティック様
#65も参加されました。
■予選 天候:くもり / コース:ドライ / 気温:10.2℃ / 風速 0m/s / 気圧1016.1hps
路面温度 12.6℃
午前中から気温はあまり上がらず、寒い中、午後12時50分予選開始。
#38は最終戦に向け、前後足回りの軽量化を図りパーツを交換するなど、新たな箇所の確認も含め、
タイムアタックを開始。
このところ#38は1分12秒台で留まっているため、好タイムを期待するが、今回も1分12秒台で周回を続ける。
コーナーでの姿勢やラインは安定してキレイに決まっていて、外から見ていても好タイムが出ているようだが、数字には表れず、結局早朝のスポーツ走行より、約0.15秒程遅い1分12秒258で予選5番手で終了する。
#83は、車輛の軽量化を済ませ、これで2戦目となり、いよいよ成果を出したいところ。そして、今回は
オールマイティに使用できるDUNLOPタイヤの利点を生かし、
タイヤの冷間時空気圧を極端に下げスタートしてみる事を試した。
結果、適正温度まで達しない状態では11秒台だったが、3〜4周後にはタイヤ温度も上昇し、適正温度に達してきた時点で好タイムを連発。
なんと6周目には1分5秒579をマーク!スチールボディ、OHV エンジンでは前人未到の 5秒台(中間)に入る。
■決勝 天候:くもり/小雨 / コース:セミウェット / 気温10.8℃ / 風速0m/s / 気圧1016.3hps
/ 筑波サーキット 2.045km 10周
なんと、ミニカップクラスの決勝コースイン直前、ずっと曇り空だった空からポツポツと雨が・・・
気温が低い中でのこの雨は路面温度の低下にもすぐ繋がるため、各ドライバーは十分なブレーキパッドへの
熱入れとタイヤウォーミングをしたいところ。
午後2時フォーメーションラップを終え、決勝スタート。この時すでに雨が落ちて路面を濡らす。
全車キレイにスタートする・・・が、やはりポツポツと降り出した小雨の影響で、第1コーナーの途中でなんと
#83が姿勢を崩しダートに出てしまう。#83はすぐ体勢を立て直すが、その後ろの#65(スーパーキャンティック
金蔵選手)が影響でスピン。
ハーフスピンの状態で止まってしまい、その後も右や左に向いてしまう車輛など、まさに大混乱。
その後、全車第1コーナーでの混乱を抜けるが、なんと次にダンロップコーナーで#51(林塁選手)が
リアを滑らしハーフスピンした所に#38のフロント右が接触!
#38はコースの反対を向いて、悲しい結末で2008年SCCJ最終戦を終えてしまう。
#51(林塁選手)もリア右を破損し、リタイヤ。
#83はその後、順調にラップを重ね、無事ポールトゥウィンでレースを終え、2008年SCCJインタークラブレースシリーズミニカップ"M0クラス"のシリーズチャンピオンを獲得。
皆様1年間#38と#83の2台の応援ありがとうございました。
オリジナルピンバッジ&携帯ストラップの配布も無事終了し、画像を撮っていらして頂いた皆様、
ありがとうございました。
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