2 ドア 2 ボックスサルーンとしてミニが誕生した1959年の翌年、ミニが多くの人々に支持され、その反響から BMC はミニバンと言うバリエーションを増やしました。1/4 t バンであるこのミニバンは、Morris と Austin の 2 ブランドから 1960 年 1 月から 1981 年 12 月まで発売されました。 ミニバンは、商店向けの商用車ではありましたが、当時のイギリスでは商用車には購入税が掛からなかった為、 商店主だけでなく、少しでも節約したい学生にも人気がありました。 徹底した簡素化が図られたこのミニバンは、商用的な利便性はもとより、郵便配達や消防署など 公共施設などでも多く利用され、現在でもそれらはミニチュアカー等でも確認できます。

そんなミニバンが、今でも日本で大切に乗られ、今回 AA ステッカーを貼った実例をご覧下さい。

日本国内での完成度の高いボディワークにオールドイングリッシュホワイトに塗られた車体。 本来は黄色のボディに黒色の AA ステッカーが貼られますが、 上品なイメージのこの車両には、あえてルーフのプレートは装着せず、ボディステッカーだけで とても品のあるアクセントとして仕上がってます。 このまま"さらっと"乗っていると、とてもおしゃれな印象ですね。

施工前	施工後
	写真提供　：　SMITHS SERVICE ＆ Co.

■参考商品

近年、英国トップチューナーとして活躍し続ける Swiftune は、
Mini Miglia 用レースエンジンやFIA 認定クラシックカーイベント用エンジン、そしてストリートチューニングエンジンまで、多くの
チューニングエンジンを手掛けています。
それらエンジンを製作する為には、ご存知のように、多くの知識と
経験、そして時間を必要とします。
そこで、Swiftune は、エンジン製作時間を短縮する為、ピストン挿入ツールを開発しました。
これは、ピストンを先細チューブに入れて、エンジンブロックに
押し入れるだけで完了するシンプルな物。
従来までのリングクランプタイプツールと違い、ピストンリングを
破損する危険がありません。

適合ピストン及びピストンサイズは、1000ｃｃ 用 +20 、 1275ｃｃ用 +20、+040、73.5ｍｍ 用の 4 種類がございます。 【品番】 1000cc 用 SW-PS-PIT998+20 1275cc 用 SW-PS-1275 / SW-PS-PIT1275+40　/ SW-PS-PIT-73.5

ミニのシリンダーヘッドは、吸気口（ポート）と排気口（ポート）が同じ側にあり、吸気が入ってきた方向に戻る形で
排気が抜けて行くタイプの、ターンフロー（カウンターフロー）方式になっています。
OHV 4 気筒横置きエンジンのミニのボンネットを開けると、目の前に見えるシリンダーヘッドの手前側は、
通常スパークプラグだけで、見た目がすっきりしています。エンジン出力の重要な要素の一つに、給排気効率が
上げられますが、ミニの場合、このスパークプラグの反対側（運転席バルクヘッド側）にキャブレターへの吸入口が
向いていて、配置的にも効率が良いとは言えません。

モータースポーツでは、83 号車のエンジンルーム（レーシングカー紹介）を見てもお分かりのとおり、
エンジンの燃焼に重要なフレッシュエアを確実に取り入れる為、太いダクトと、整流も兼ねた大きなエアボックスを
採用しています。
しかし、いくらエアボックスを採用しても、前から入る空気をわざわざ U ターンさせキャブレターに吸入させ、その上、
ターンフロー（カウンターフロー）式では給排気効率は劣ってしまいます。

しかし、7 ポートのシリンダーヘッドでは、吸気口（ポート）と排気口（ポート）を互いにシリンダーヘッドの反対側に
配置し、吸入された混合気が燃焼室を横切って燃焼ガスとして排出される形のクロスフロー方式になっているので、
前から入る冷えた空気が独立吸気により効率よく取り入れる事が出来ます。
単純にシリンダーヘッドの交換だけではありませんが、大幅な改造無しに大きな馬力アップが期待出来ます。

英国 Minisport （ミニスポーツ）製アルミ 7 ポート シリンダーヘッド	2番、3番吸入口側から見た、新東京テクノで ポート研磨を施した7ポートヘッド。
4番排気口側から見た状態。勿論バルブガイド を脱着し、ポート研磨を行っています。	2番、3番排気口側から見た状態。左右に見える プラグは通常の5ポート式の1番と2番及び3番と 4番の吸入口。
この車両は、鋳鉄製7ポートヘッドに 38φウェーバーキャブを2機使用。 RADTEC製アルミラジエターも見えます。	英国ミニ専門雑誌MiniWorld8月号に掲載されて いるチューニングアップされた1970年式モーリス ミニ。ボンネットの改良無しに7ポートヘッドは 搭載可能。

三和トレーディングの ” Boys Racer ” 向けオリジナルエキゾーストブランド ” r.3(アールドットスリー） ” は、英国「JANSPEED」の往年の名作 ” ES601 ” エキゾーストシステムを基に開発しました。
ES601 は、当時 998cc （スモールボアエンジン）から 1275cc（ラージボアエンジン）まで、それぞれ LCB と共に使用可能で、艶消しの深いグレーに塗られたそのエキゾーストシステムは、アイドリング時は低い音質で、高回転になると嫌みのない太いクリアな音を奏でました。

英国 「JANSPEED」 は、1962 年以降モータースポーツシーンで、英国で最も成功した会社のひとつと言われおり、豊富なデータをもとに、現在も高い品質の製品を供給しています。

r.3 （アールドットスリー）は、スチール製だった ES601 エキゾーストシステムから、素材を耐久性の高いステンレス製で、日本国内で製造。触媒から後ろのエキゾーストシステムとなっています。
また、ステンレス製とする事で、触媒から後ろの純正マフラー重量約 7.7 kg から、r.3 は約 5.65kg と軽量となって
います。音質は、現在主流となっている、ノーマルマフラーに近い静かな音質で、長く乗っても疲れない低めの音となっています。

2010 年 SUPER GT　300 クラスにアストンマーティン ヴァンテージ GT2 で
初参戦している「 Team A speed 」 に、第 3 戦から正式にテクニカルスポンサーとして DELPHI 製レーシングブレーキオイル " SSB9743 " が採用されています。

FMVSS ( Federal Motor Vehicle Safety Standard 米国自動車安全基準 ) の厳しい審査をパスした最高品質のブレーキフルードであると共に、モータースポーツの過酷な条件下でも強力なストッピングパワーをサポートします。特にウェット沸点を高く設定。吸湿時の沸点低下が少なく、確実な性能を発揮します。

参加カテゴリーに関係なく、常に確かな性能と安定性を体感して頂けます。
「Team A speed 」のマシンの横と、ドライバー 「松田 秀士 選手」 のヘルメットには、
"DELPHI " のロゴが貼られ、 ブレーキオイルは、三和トレーディングから供給されています。

暑い夏がやってきました。夏はクルマのトラブルが起こりやすいってご存知ですか？年間データによると、12月に次いで 2番目に多いのが8月なのです。夏本番を迎え、粗悪なラジエターホースを使用すると、こんなにも危険な状況に・・・。

夏に多いトラブルと言えば、エアコンやバッテリーに関するトラブルがあげられます。そして次に冷却水のトラブルです。冷却水の温度が上昇して、エンジンを正常に機能させる冷却機能が失われ、エンジン内部が熱くなった状態になってしまうオーバーヒートは、冷却液やエンジンオイル不足が原因に考えられます。

冷却液はエンジンとラジエターとを循環する仕組みの中で幾つかのラバーホースを流れます。過酷な条件のエンジンルームに 配管されるラジエターホースやヒーターホースに、粗悪な社外品を使用すると早期に劣化が進み、早いと6カ月でホース自体のいたる ところにひび割れが起きてしまうケースが目立っています。 画像のようなひび割れから少しずつ水漏れが発生していても、エンジンルーム内で蒸発するので、知らない間に冷却水不足となり、 オーバーヒートや重大なエンジントラブルに繋がってしまうのです。ラジエターホースやヒーターホース類の中には、既に純正品が 生産中止になっている箇所もありますが、純正品でさえも品質低下が進んでいます。

三和トレーディングのオリジナルラジエターホースは、大手日本自動車メーカーへの納入も行い、企画、開発、製造の全てを日本国内で行うラバーメーカーで製作しています。勿論、ラジエターホースの基本である暑くなったり冷たくなったりする冷却水によるゴムの膨張収縮に耐える紐入り構造になっています。 インジェクション車用ラジエターロアホースでは、ゴムの劣化以前に水漏れが発生してしまう可能性の高い多くのジョイント部分を、国産車のジョイント方法と同様にした安心設計になっています。また、バルクヘッド側フュエルラインとの干渉を防ぐため、ホース角度を変え、十分なクリアランスを取り、問題を解消しています。

大きな価格差も無いので、知らずに粗悪な社外品を購入した為に、短期間で新たにホースを購入しなければならないのは勿論、大切なクルマのエンジンを大きく損傷する前に、ラバーホースは早めにチェックし、確かな物を選びましょう。

コチラも合わせてご覧下さい。

クーパーSにお乗りのユーザー様もご安心下さい。
今では手に入り難いハーディースパイサーの細かいパーツまで在庫しております。
また、レースに出場されているミニユーザー様においては、フロントサスペンションをネガティブ化する事による
ドライブシャフトの脱落防止にハーディースパイサーを使用されているケースも多いのではないでしょうか。
三和トレーディングはノーマル仕様からレース仕様まで幅広くサポート致します。