エンジンオイルのシングルグレードとは?





代物のエンジンは、昔ながらの純鉱物オイルを求めている。


単一粘度を持つシングルグレードは、主に旧車のエンジンオイルとして指定されています。

一般的に気温の変化が殆ど無い限られた条件下で使用されますが、
粘度変化がマルチグレード (○w-○) より少ないためオイル管理が容易な上に、
余計な添加剤を含まない純鉱物油は、マルチグレードを旧車に使用した際にありがちな
オイル漏れ、オイル上がり、オイル下がり、といった不具合の発生を防止できるメリットがあります。

シングルグレードを指定オイルとしている1950年以前のヴィンテージカーは元より、1980年代の車であっても、
年に数度、季節の良い日にのみ大切なクラシックカーのドライブを楽しみたいといった場合には、
シングルグレードオイルのご使用が走行距離を重ねたエンジンには適しています。

デメリットは指定された気温の範囲内での使用に限られることです。
ご使用になる際の気温による番手の選択は以下を目安としてください。


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SAE30   (5-30℃)
SAE40 (10-40℃)
SAE50 (15-50℃)

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