S.U オリジナルアクセサリーのご紹介

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S.U 純正オリジナルアクセサリー |
2024.05.30
SUの成り立ちは古く1896年にさかのぼります。創業者ジョージ・ハーバート・スキナー氏は、運転免許取得を機に自動車に魅了され、自身の愛車の性能改善の為キャブレターに関する3つの特許を取得し、手動式のエアバルブを必要とせずに、さまざまなエンジン回転数で正しい空燃比を自動的に提供するキャブレターの開発を行いました。弟でもあるトーマス・カーライル・スキナー氏と兄弟で創業したSU社の、今日まで続くSUブランドの始まりとなります。
1904年に兄弟は最初のプロトタイプ「ユニオンキャブレター」を開発し、1905年にオリジナルデザインの特許を申請しました。この特許は1906年に認められ、弟のカールはレジナルド・ウェイルズ氏とパートナーシップを結び、最初のSU(スキナーズ・ユニオン)キャブレターを製造することができました。その後正式に1910年にSUカンパニーリミテッドが設立されました。
クラシックミニでも採用されていたSUキャブレターの大きな特徴のひとつに可変チョークがあげられます。
燃料供給元のジェット上部にあるピストンが、流入空気量に応じて上下し、ピストン先端に取り付けられた円錐状のニードルが自動的に最適な燃料を供給します。
これによってアクセル開度に囚われず最適な空燃比を実現します。
そんな円錐状のニードルにも様々なサイズがあり、高回転型、トルク重視型などニードルひとつで様々なセッティングが可能になります。
一般的に知られている「AAB」の他にも自分なりのセッティングを見つけるのも楽しみの一つです。
その為にも必要不可欠なのが「ALT9601」ニードルプロファイルチャート になります。
このハンドブックにはすべてのニードルのサイズが記載されておりますので、SUオーナーの必需品といえます。
合わせて、「ALT9525」ワークショップマニュアル があれば基本構造から故障診断まで、SU社監修のノウハウが詰まっていますのであなたもSUマイスターになれることでしょう。
